文部科学省マテリアル先端リサーチインフラ「秀でた利用成果」の発表について
このたび、大阪大学超高圧電子顕微鏡センターが支援した研究課題「ATP動態を担う蛋白質の構造解析」が、文部科学省が推進するマテリアル先端リサーチインフラ事業において、「秀でた利用成果」として選出されました。本事業では、全国の研究機関や企業が利用する約33,000件に及ぶ先端的な研究課題の中から、特に科学技術の発展や産業界への応用が期待される優れた成果が表彰されます。
今回の受賞では、生命活動において重要な役割を果たすATPの動態を制御する蛋白質の構造解析が評価され、イノベーション創出に貢献する可能性が高い研究として「優秀賞」を受賞しました。本研究の成果は、細胞内エネルギー代謝の解明や新たな創薬開発への応用が期待されており、今後のさらなる発展が注目されています。
大阪大学超高圧電子顕微鏡センターでは、今後も最先端の電子顕微鏡技術を活用し、基礎研究から応用研究まで幅広い分野の研究者を支援し、新たな科学的発見や技術革新に貢献してまいります。